主人公は、CIA分析官のマヤ、主演はジェシカ・チャステイン、オサマ・ビン・ラディン殺害に至るCIAによる10年間の捜索と、特殊部隊によるその作戦の実行が描かれている。
あらすじは、2001.9.11テロ発生、被害者の声。2003年、新人のCIA分析官のマヤは、サウジグループの男アンマルの拷問尋問に立ち会う。
2004年5月29日サウジアラビア東部アル・コバールでテロが発生、マヤはアマールを仲間の名前を言ったとだまし、仲間の名前と一緒に、アブ・アフメドというコンピューター技師の名を聞き出し、オサマ・ビン・ラディンの部下だと疑いマヤは複数の尋問動画からオサマ・ビン・ラディンの部下だと考える。ある日捕まえた男からアブ・ファラジとサマ・ビン・ラディンの連絡係だと報告するが。
2005年7月7日ロンドンで、複数の爆破テロが発生、マヤはアフガニスタン バグラム空軍基地内のCIA秘密基地でテロ関係者を尋問、アブ・アフメドを最も信頼される部下だと聞き出し居場所を聞くが透明人間だと答える。パキスタンでアブ・ファラジを拘束、マヤはアブ・ファラジを尋問するが、有益な情報を聞き出せないでいた。
008年9月20日、パキスタン/イスラマバードのマリオット・ホテルで、マヤは同僚ジェニファーと食事中、爆破テロに遭遇するが難を逃れる。とあくる日、ジェニファーは、アルカイダの関係者とアフガニスタンのチャップマン基地会うことにするが、基地内で自爆テロに会い死亡、他十数人が死傷する。マヤは親しい同僚を亡くす。同時に、サウジアラビアの諜報機関からアブ・アフメドの死亡を得るが信用しない。
とある日、若いCIA要員が、古い資料から、イブラヒム・サイードがアブ・アフメドだと断定し報告してくる。マヤは確信し本国にいる元責任者のダニエルにその旨を告げ、ザイード家を調べてくれと依頼、ダニエルは、何とかイブラヒム・サイードの母親の電話番号を入手、マヤに提供し、監視を続けた結果、ようやく母親からイブラヒム・サイードの電話番号を割り出す。
2010年5月1日ニューヨークで自動車爆弾のテロ発生、マヤはカイル支局長に工作員の派遣を直訴し、現地にCIA工作員を送り、携帯電話の盗聴記録を監視し続ける。
見どころは、ラスト40分過ぎから、特殊作戦任務部隊のチームは、夜間、パキスタンのイブラヒム・サイードの家を急襲、居合わせたオサマ・ビン・ラディンを殺害、大統領が事件集結を宣言する。
感想は、オサマ・ビン・ラディンの殺害後、後継者ザワヒリがアルカイダの指導者となって、変わらずテロは続いている。イスラム文明とキリスト文明の対立にまで大きくとらえる人がいるが、正しいのか判らない。
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